5月に弊社の新刊『出口式 現代文 新レベル別問題集 2基礎編』が発売になる。
2022年の1月に行われた2回目の共通テストや、2022年4月から始まった高校の学習指導要領をちょっと覗いてみたい。
新課程の学生たちが受験を迎える2025年の共通テストはどんな問題が出題され、これからの国語教育はどうなっていくのか考えてみよう。
※本コラムは「Vol.3」となっています。ぜひ「Vol.1」「Vol.2」からご覧ください!
「共通テスト」について 都立高校現役の国語教諭
今回は、都立高校現役の国語教諭による、2022年1月実施大学受験「共通テスト」についての講評を紹介する。
「Vol.2」で紹介した出口との講評と比較しながら、ぜひご覧ください。
「Vol.2」の出口評と、「Vol.3」の国語教諭評はいかがでしたでしょうか。
どちらも、共通する認識もあれば異なる見解もあります。
まだまだ「2回目」ということもあり、先が読めないのが現状ではありますが、
少しでも参考になればと思います。
どうなる2025年!?
2022年度の新入生から、新しい学習指導要領がスタートした!
2022年度入学組が受験生となり、「大学受験共通テスト」を受験することになる2025年1月、共通テストの問題はどうなるのだろうか?
「センター試験」~「共通テスト」に変わった2021年の出題傾向には大きな変化がなかったといわれている。
2025年は果たして大きな変化が見られるのか?見られないのか?
例えば、見送られてきた記述式の問題は実現するのか?しないのか?
予測は全くできないが、受験生、とりわけ浪人生は不安になるのではないだろうか。
今後の動向を注意深く見守り、高校国語教育のあるべき姿について再考し、有効な議論を起こす機会をもっと持てないものか、と学参に関わる者として切に願います。