『4人の子どもを東大理三に合格させた佐藤ママが教える わが子の知能と心を育てる読み聞かせ!』の発売に伴い、
Twitterで先にスタートしていた「読み聞かせ222」の絵本選書企画をコラムでも紹介します!
Twitterで紹介したものも、紹介しきれなかったものも、様々紹介していきます!!!
本コラムでは『4人の子どもを東大理三に合格させた佐藤ママが教える わが子の知能と心を育てる読み聞かせ!』のことを、本書と記します。
「読み聞かせ222」の選書企画について
「読み聞かせ222」の選書企画(以下、「本企画」と記します)について、
説明したいと思います!
そもそも「読み聞かせ222」とは、
弊社本『4人の子どもを東大理三に合格させた佐藤ママが教える
わが子の知能と心を育てる「読み聞かせ」!』の巻末に掲載されている
「佐藤亮子オススメ絵本222冊」にちなんで名付けられたタグ・企画です。

本企画とは、その「佐藤亮子オススメ絵本222冊」の中から、
弊社の社員が選んだ絵本の紹介をしていこう!という企画となっています!
選んだ絵本とその絵本にまつわる思い出や思い入れなどを語っていただきました✨
Twitterでは先にスタートしていた本企画を、
改めてこのコラムでも伝えていきたいと思います!
本コラムだけでなく、何個かのコラムになるかと思いますので、
ぜひ最後までご覧ください!!!
1冊目選書『100万回生きたねこ』
「読み聞かせ222」企画、最初にご紹介する作品は、弊社SKが選書した『100万回生きたねこ』。
(文・絵:佐野 洋子、出版社:講談社)
言わずと知れた名作ですね。

それでは、選書コメントをご覧ください。
選書コメント
1977年に刊行されたベストセラーでロングセラー。
その数年前、佐野洋子のエッセイ集出版を企画していた。
彼女は30代の“カッコいい女”で、仕事も子どもも持ち、バイクを駆っていた。
私は10歳下だったが、その間には厳しい「戦争体験」があった(私はコーリャのおかゆを食べたことはない)。
心惹かれたエッセイは旧満州にかかわるもので、彼女の大きなテーマである「家族」についてであった。
これを核にエッセイ集を編もうと考えていた。
思わぬ行き違い?から実現せず、なぜ著者の拒絶にあったのか、いまも胸にストン、といかない。
でもいまなら、佐野洋子氏の著作を通読し、こちらの甲羅がだいぶあつくなっているいまなら…切り抜けられたかも知れないと思うのは傲慢かな?
それから20年くらい後、谷川俊太郎氏と再婚し、幸せいっぱいのお二人を出版パーティでお見かけした。
安穏の地を手に入れたのだ!と。
(その間には詩人で絵本作家である工藤直子氏が「仲直りの場をつくってあげる」という話もあったが…)
数年して谷川俊太郎氏と離婚、その後病を得ても活躍が止まることはなかった(『死ぬ気まんまん』)。
余命宣告を受けて、ブリティッシュグリーンのジャガーを購入したというエッセイを読み、30年近く前のカッコいい佐野洋子さん、は変わらないなあ!と同時に昔の苦い思い出が甦った。
(弊社SK)
書籍情報
🌈『100万回生きたねこ』
文・絵:佐野 洋子、出版社:講談社
URL:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000134240
🌈『死ぬ気まんまん』
著:佐野洋子、出版社:光文社
URL:https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334976484