仏像の光と闇 歴史の裏にある先人の“戦略”

仏像の光と闇 歴史の裏にある先人の“戦略”

芸術
美術

著者・作成者 : 宮澤やすみ/著

ISBN : 978-4-86470-113-6

2019/2/12

¥1,500 (税込 ¥1,650)

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【仏教は”救済”ではなく、人を”陥れる”ためのものだった!?知られざる世界を公開!】

奈良時代の最盛期であり東大寺が築かれた天平から仏教思想が一気に広まる鎌倉時代までの間は混迷を極めており、 呪いや怨霊、ついには末法思想まで広まり、厭世観漂う混沌の時代であった。 そういった視点で仏像を眺めると見えてくる世界がある! 早稲田大学オープンカレッジで長期にわたり人気の講座がついに書籍化! 聖なる美仏が邪淫に汚れ、発動する「呪いの装置」とは? 気鋭の神仏研究家が解き明かす、知られざる世界とは! 人間の心の闇(怨念や愛欲、名誉欲など)にスポットを当て、 日本人の宗教観と信仰の裏表に迫り、 仏像ブーム、パワースポットブームに一石を投じる!


<目次>
序章 「呪いの装置」としての仏像
第1章 仏像の役割、闇の用途
第2章 異国の神、日本に現る 飛鳥?白鳳
第3章 恐怖の仏像による国防と怨霊対策 天平?平安前期
第4章 末法到来。あきらめの境地から人間回復まで 平安後期?鎌倉
終章 「教科書通り」は要らない。仏像観の多様化

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□出口式